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デジタルメディア情報や社員の活動などをご紹介する
「つるまう日記」を毎週発信しています。

#126 Threadsとは? SNSはどんどん変わる!

デジタルメディア情報 2023.08.07

こんにちは。

JOETSUデジタルコミュニケーションズの田部井です。

 

厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

最近は急な天候の変化が目立ちますよね。

突然の大雨で家に帰れず、スマホで時間を潰すなんてことも少なからずあります。

私は、そのような時にSNSをよく見ています。特にTwitterからは、天気に関するリアルタイムの情報が得られるので便利です。今はさまざまなSNSがあります。前回の記事でご紹介したX(旧称Twitter)をはじめ、Instagram、TikTok、YouTubeなど。

そんなSNSですが、7月に新しいアプリ「Threads」が発信されました。今やSNSはどんどん新しいアプリの登場や各プラットフォームのアップデートで大きな変化を見せていると感じます。

今回は前回に引き続きSNSの話題になりますが、「Threads」とSNSの変化について、ご紹介します!

 

Threadsとは?

Threadsは2023年7月5日(日本時間7月6日)に公開されてから5日間でグローバルのユーザー数が1億人を突破しています。

参考:日経クロストレンド

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/01247/

 

Threadsとは、Meta社のInstagramチームが開発した新しいアプリで、ユーザーはテキストで近況を共有したり、他のユーザーとの会話に参加したりすることができます。主な特徴は以下の通りです。

・Instagramのアカウントを使ってログイン

・Instagramアカウントのユーザー名やフォロワー、プロフィールが引き継がれる。

・投稿は最大500文字まで。

・リンク、写真、最長5分の動画を投稿できる

・Threadsの投稿は、Instagramストーリーズに簡単にシェアしたり、他のプラットフォームにリンクとして投稿したりすることも可能。

参考:Meta

https://about.fb.com/ja/news/2023/07/threads_launch/

 

私も実際にインストールして使ってみました。画面の構成や設定がシンプルで使いやすいと感じました。また、ブログのような文字量が多い投稿や画像が多い投稿が中心で、他のSNSと比べて一つ一つの投稿をじっくり見ているような気がします。既に店舗やアプリの公式アカウントが多く存在していました。自分が興味のある情報を集める手段として、Threadsを活用しています。

 

Threadsの現状

Threadsが公開されてから1週間を過ぎると、世間の関心は徐々に減少しているそうです。下図はGoogleトレンドで「Threads」「スレッズ」「スレッド」の検索ボリュームの推移(日本国内)を調べたものです。Threadsが登場した当初から現在まで急激に検索ボリューム数が減少しているのが分かります。

Threadsは投稿できる文字数が多い点や、より再生時間が長い動画を投稿できる点といったメリットがあります。一方、Threadsを他のSNSと比べると不足している機能が多々見受けられます。例えばInstagramのアカウントを所持していないと登録できない、ハッシュタグ機能やダイレクトメッセージがない、PC版に対応していないなど。

 

しかし、Meta社から「フィードに表示するおすすめコンテンツの改善や、トピックやトレンドをリアルタイムでフォローできるような検索機能など、利用者が自分の興味関心に近い投稿やクリエイターを発見しやすくなる新機能を導入する予定」と記述されている通り、Threadsは今後アップデートを通じてさらに使い勝手がよくなっていくのではないでしょうか。Threadsに新しい機能が追加されるごとに、再び世間で話題に上がり、ユーザー数がさらに伸びていくと考えられます。

参考:Meta

https://about.fb.com/ja/news/2023/07/threads_launch/

 

SNSはどんどん変わる

Threadsの登場や前回の記事でご紹介したTwitterのロゴ変更など、SNSは変化の時代にあると感じています。各プラットフォームで仕様変更やアップデートもあります。このように、新しいSNSの登場や各プラットフォームの変化により、SNSの利用率は全体的に分散していくといえます。

下図は2020年のSNS利用率と2022年のSNS利用率です。

 

【2020年】

 

【2022年】

参考:ICT総研

2020年 https://ictr.co.jp/report/20200729.html/

2022年 https://ictr.co.jp/report/20220517-2.html/

 

2020年で最も利用率が高いLINEは他の媒体の倍またはそれ以上の数値になっています。一方、2022年ではLINEの利用率に対して、YouTube、Twitter、Instagramの利用率がかなり迫っていることが分かります。SNS利用率は一点集中ではなく様々なSNSに分散されているといえます。

企業がSNSを活用する際は一つのSNSにとどまらず、様々なSNSを使ってみると良いのではないでしょうか。また、SNSを目的やターゲットに応じて使い分けることもポイントです。例えば、リツイート機能により爆発的な拡散が可能なTwitterは認知拡大に、多くの画像や長めの文章でユーザーと密なコミュニケーションがとれるThreadsはフォロワーとの関係構築に向いているでしょう。また、SNSによって主なユーザーの世代が異なります。

参考:VALUES

https://manamina.valuesccg.com/articles/2256

 

むすびに

今回は、先日登場したThreadsとSNSの変化についてご紹介しました。

今後Threadsはアップデートが入る予定であり、Threadsのユーザーがさらに増加していくと考えられています。企業がSNSを活用する際は、主要SNS含めThreadsも視野に入れて、最新の各プラットフォームのアップデート情報や動向を把握しておく必要がありそうです。

JDCでは、SNSを活用した施策に関するご相談を承っております。また、かわら版やデジタルメディア情報では最新のデジタル情報を発信しております。Threadsに関しても、新しい動きがあり次第、共有していく予定です。

少しでも気になることがございましたら、ぜひお気軽にお問合せください!


 

田部井(ニックネーム:くるくる)
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