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「つるまう日記」を毎週発信しています。

#123 ついにGoogle広告の類似セグメントが廃止に

デジタルメディア情報 2023.07.18

皆さんこんにちは。

JOETSUデジタルコミュニケーションズWeb広告運用担当の川田です。

 

蒸し暑い日が増えてきました。

群馬県では連日、30度を超える真夏日が続いています。

 

暑い日が続いていると熱中症や脱水症状が心配ですよね。

そこまで重くない症状でも、夏バテで食欲がわかないなんてこともあります。

私は夏バテ対策に自家製の梅シロップやふるさと納税で購入した梅干しを食べて元気を出しています。

夏バテに梅干しというのは昔からよく言われますが、個人的には良く効くのでおすすめです。

 

 

さて、話は変わりますがここからが本題です。

 

本日はデジタルメディア情報ということで、この夏に行われるGoogle広告の大きな変更をご紹介します。

 

 

Google 広告の類似ユーザー機能(別称「類似セグメント」)がサポートされなくなる

Google広告のオーディエンスターゲティングの一つである類似セグメントがサポートされなくなります。

類似セグメントとは、データ セグメントを使用するターゲティング機能です。

 

似たユーザーがどんなユーザーなのかについては、媒体側がユーザーのデモグラ情報や位置情報などを独自に解析し、「似ている」と判断しているため具体的な「似ている度合い」については我々が知ることはできません。

 

この機能を使うと、自社の既存顧客、ウェブサイト訪問者、アプリユーザーに似た特性を持つ新たな潜在顧客にリーチを広げることができます。

例えば「リターゲティング(リマーケティング)」というと一般的には自社のWEBサイトに一度訪れたユーザーに対して配信するターゲティングですが、「リターゲティングの類似」というターゲティングを利用すると、自社のWEBサイトに訪れたユーザーに「似たユーザー」に対して配信することができます。

 

類似ターゲティングのメリット

単純なリターゲティングはすでに自社を知っているユーザーに対して再来訪を促すのに対して、「そのユーザーの類似」は新規顧客(WEBサイトには未来訪)である可能性もありリターゲティングとは別のアプローチを検討している際に有効なターゲティングです。

 

類似ターゲティングのデメリット

類似ターゲティングにはデメリットもあります。

類似ターゲティングのもととなるリターゲティングリストやコンバージョンリストの内容次第では、想定外に多くの配信ボリュームが出てしまうこともあります。

予算設定を見誤ってしまうと思わぬコスト増加の可能性がありますので注意が必要です。

 

類似セグメントが廃止される背景

Google公式ヘルプでは、類似セグメントの廃止理由を下記のように記述しています。

 

【この変更が行われる理由】

一般的なオンライン マーケティング手法の制限が厳しくなる中、ビジネスを成長させるには、より新しく、より持続可能な戦略が必要とされます。こうした変化を先取りするには、プライバシーに配慮した方法で関連性の高いオーディエンスにリーチし、成果を測定できるよう、Google の AI を活用することが最も効果的です。こうした状況に対応するため Google は、類似ユーザー機能を、最適化されたターゲティング、オーディエンス拡張機能、スマート自動入札などの、自社データの活用とマーケティング目標に沿った最適化に役立つ高度な AI 活用ソリューションにアップグレードします。

 

参考:https://support.google.com/google-ads/answer/12463119?hl=ja

 

 

上記の記述の通り、大きな理由は2つあると考えられます。

 

①プライバシーに配慮した方法

類似セグメントよりもプライバシーに配慮したターゲティングに置き換わっていくことが示唆されています。

 

②Google の AI を活用することが最も効果的

Google広告の変更の多くは「自動配信」に重きを置いたアップデートが増えています。

拡張テキスト広告が廃止され、レスポンシブ検索広告のみになったのもその一つです。

(JDCかわら版「#76 拡張テキスト広告のその後」:https://www.joetsu-dc.com/blog/digitalmedia/20220711-text-ad/

 

今回の類似セグメントの配信もAI 活用ソリューションにアップグレードされるため廃止されると記述されています。

 

 

類似セグメントの廃止時期

類似セグメントを利用したターゲティングが出来なくなるアップデートが間近に迫っています。

この変更は2回にわたっておこなわれ、すでに1回目の変更は5月1日に完了しています。

 

 

【2023 年 5 月 1 日に行われる変更の内容】

・2023 年 5 月 1 日以降に作成された新しい自社オーディエンス セグメントについては、類似セグメントが生成されなくなります。

・これにより、次の操作ができなくなります。

⇒新規または既存の広告グループやキャンペーンに、類似セグメントを追加する。

⇒類似セグメントを使用してコンバージョン値のルールを作成する。

・2023 年 5 月 1 日より前にすでに類似セグメントが関連付けられている広告グループまたはキャンペーンでは、2023 年 8 月 1 日まで引き続きそれらのセグメントが使用されます。

 

参考:https://support.google.com/google-ads/answer/12463119?hl=ja

 

5月1日の時点ですでに新しい類似セグメントは生成されなくなりました。

そして8月1日には下記のような変更が行われます。

 

 

【2023 年 8 月 1 日に行われる変更の内容】

・類似セグメントはすべての広告グループとキャンペーンから完全に削除されます。

・過去のキャンペーンの類似ユーザー セグメントにつきましては、引き続き過去のレポートにアクセスしてご確認いただけます。

・2023 年 8 月 1 日時点で類似ユーザー セグメントが使用されているディスプレイ キャンペーン、ファインド キャンペーン、動画アクション キャンペーンでは、最適化されたターゲティングが有効化されます。同様に、[商品やブランドの比較検討] または [ブランド認知度とリーチ] の目標を設定した動画キャンペーンでは、オーディエンス拡張が有効になります。次の点にご注意ください。

⇒対応する自社オーディエンス セグメントは、最適化されたターゲティングのシグナルとして、およびオーディエンス拡張のターゲティング条件として追加されます。

⇒2023 年 8 月 1 日に広告グループまたはキャンペーンで最適化されたターゲティングまたはオーディエンス拡張が自動的に有効になることを希望されない場合は、Google 広告アカウントのオーディエンス マネージャー内にある設定ページで、最適化されたターゲティングとオーディエンス拡張を無効化できます。

⇒オプトアウトすると、類似セグメントをターゲティングしている広告グループとキャンペーンのみ、2023 年 8 月 1 日に一時停止されます。一時停止を解除し、他の関連するターゲティング条件を追加することもできます。

⇒この設定は、最適化案の [自動適用] の選択には影響しません。最適化案「最適化されたターゲティングを使用する」の自動適用を有効にしていれば、引き続き、意図されたとおりに動作します。最適化案の自動適用は、[最適化案] ページで引き続き管理できます。

 

参考:https://support.google.com/google-ads/answer/12463119?hl=ja

 

 

上記のように、設定済みの類似セグメントは削除されてしまうため、類似ターゲティングで設定している広告キャンペーン及び広告グループについては注意が必要です。

 

 

類似セグメントの代わりは何か

今後は、引き続きリターゲティングリストや興味関心ターゲティング等は利用可能です。

その他にも、類似ターゲティングの置き換えとなるのが「最適化されたターゲティング」です。

「最適化されたターゲティング」とはGoogleの自動配信の設定の一つです。

下記はGoogle広告ヘルプ内の記述です。

 

 

【最適化されたターゲティングについて】

最適化されたターゲティングを使用すると、キャンペーンの目標に基づいて、コンバージョンに至る可能性が高く、関連性の高い新規のユーザーにリーチできます。また、手動で選択したオーディエンス セグメントの枠外にキャンペーンのリーチを広げ、これまで逃していた可能性のあるオーディエンス セグメントを取り込んでキャンペーンの成果を高めることが可能です。

 

参考:https://support.google.com/google-ads/answer/10537509

 

 

最適化されたターゲティングをオンにすると、キャンペーン目標(「認知目的」や「見込

みユーザーの獲得」など)に基づいて自動ターゲティングが設定されて配信されます。

また、キャンペーンに設定されているターゲット以外のユーザーで、Googleがコンバージョンの見込みが高いと判断したユーザーにも配信されるようになります。

 

広告運用をされている方はお気づきかと思いますが、自分の設定したターゲット以外に勝手に配信されてしまうのって怖いですよね。

もちろん、ご予算が潤沢にある場合は機会損失を防いでくれる可能性があるためとても良い機能ですが、ご予算に限りがある場合は「想定以上に広告配信が出てしまった」とならないように、オンにする場合は上限予算をしっかりと設定しておくことをおすすめいたします。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

私は普段「リターゲティングリストの類似」と「コンバージョンユーザーの類似」をよく利用していたため、類似セグメントとは別のアプローチでの設定が必要になりました。

自社で広告運用をされている皆さんはどのような設定にしていますでしょうか。

類似セグメントの廃止でターゲティング設定にお困りの方は、一度JOETSUデジタルコミュニケーションズにご相談ください。

 

それではまた。


 

川田(ニックネーム:あっきーさん)
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