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#115 おさえておきたい!縦型ショート動画のポイント

デジタルメディア情報 2023.05.15

こんにちは。

JOETSUデジタルコミュニケーションズの小林です。

 

みなさまGWはいかがでしたか?

今年は新型コロナウイルスによるマスクの着用も緩和され、旅行に行ったり、アウトドアを楽しんだりした方も多いのではないでしょうか。

一方私は……特に旅行には行かず、家でゆっくりと過ごすことが多かったGWでした。

家にいる時間が長かった分、普段よりもスマホを触る時間が長く、TwitterやInstagram、YouTubeなどのSNSを永遠ループしておりました(笑)

 

今回は、そんなSNSで近年よく見かけるようになった「縦型ショート動画」についてのお話です。

 

縦型ショート動画って?

縦型ショート動画とは、スマートフォンの向きを変えることなく片手でフルサイズ視聴できる動画のことです。横型動画と違い、スマートフォンでの視聴を前提とした動画のトレンドとなっています。

参考:LISKUL(https://liskul.com/vertical-movie-2-102555

 

総務省が発表した「令和4年版 情報通信白書」によると、2021年の情報通信機器の世帯保有率はモバイル端末全体で97.3%、そのうちスマートフォンは88.6%、パソコンは69.8%となっています。

 

出典:総務省「令和4年版 情報通信白書|情報通信機器の保有状況」

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nd238110.html

 

スマートフォンの保有率がパソコンの保有率を上回っているという結果からも、スマートフォンを利用して動画を視聴する人が増えてきていると予想できます。

 

縦型ショート動画を投稿・閲覧できる代表的なプラットフォームとしては、主に以下の3つが挙げられます。

・TikTok

・YouTube Shorts

・Instagram Reels

 

3つのプラットフォームの特徴

※各プラットフォーム公式HPより当社作成

 

アスペクト比(動画のサイズ)やBGMの提供有無等、基本機能にそこまで大きな差はありませんが、投稿できる動画の長さと表示される場所については、プラットフォームによって違いがあることが分かります。

 

では、それぞれのプラットフォームをどのように使い分ければいいのでしょうか?

※株式会社Fint「縦型動画に関する調査」より当社作成

 

株式会社Fintが15歳〜29歳までの若年層350名を対象に実施した「縦型動画に関する調査」によると、

「縦型ショート動画を見る際に、最もよく使う媒体は下記のうちどれですか?」という質問に対し、全体では「YouTube Shorts」が34.9%で1位、次いで「TikTok」が33.5%の僅差で2位の結果になりました。

 

なかでも、女性は40.3%が「TikTok」と回答しており、「YouTube Shorts」は男女いずれも3割以上の得票で、広く利用されていることがわかりました。

※株式会社Fint「縦型動画に関する調査」より当社作成

 

また、「どの分野の縦型ショート動画をよく見ますか?」という質問に対し、全体は1位「芸能・エンタメ(アーティストなど)」で21.2%、次いで2位が「コスメ・美容」で14.7%、3位が「食品・飲料(商品・レシピなど)」という結果になりました。

 

男女別に見ると、女性は「コスメ・美容」や「旅行(観光地・お出かけスポットなど)」「ファッション」に関する動画、男性は「芸能・エンタメ(アーティストなど)」や「食品・飲料(商品・レシピなど)」への興味が高いことがわかりました。

 

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000044523.html

 

実際20代女性である私はInstagramのReelsをよく閲覧するのですが、コスメ・美容関係の縦型ショート動画が流れてくるとついじっくり見てしまいます。インフルエンサーと呼ばれる人が企業とタイアップをして商品を紹介していたり、一般の方が実際に使用したレビューを発信していたりする縦型ショート動画を見て、「これ欲しいな」と購入まで至ることがよくあります。

 

このように、縦型ショート動画を活用したプロモーションを行う際には、ターゲットの年齢や性別、興味関心に応じたコンテンツを制作することが大きなポイントになります。

特に企業のマーケティング活動として活用する場合は、ただ「暇つぶし」感覚でスワイプされてしまうのはもったいないですよね。

いかに自社のことを認知してもらえるか?ファンになってもらえるか?CVにつなげてもらえるか?などを意識し、内容に合わせたプラットフォームを選定することが重要です。

 

各プラットフォームの特徴をおおまかにまとめると、以下の通りです。

 

  • TikTok

【ユーザー】

・10~20代が中心

【向いている企業】

・バズを狙いたい

・拡散力を重視している

→何度も繰り返し見たくなるような動画づくりがポイント!

 

  • YouTube Shorts

【ユーザー】

・幅広い

【向いている企業】

・YouTubeチャンネルをすでに運用している

・チャンネル登録者数を増やしたい

→YouTube本編の視聴につながるような動画づくりがポイント!

 

  • Instagram Reels

【ユーザー】

・幅広い

【向いている企業】

・Instagramアカウントをすでに運用している

・インスタ映えする商材を扱っている

→フィード投稿の世界観とマッチした動画づくりがポイント!

 

 

むすびに

今回は、近年SNSでトレンドになっている「縦型ショート動画」についてご紹介しました。

スマートフォンの大幅な普及により、今後ますます縦型ショート動画の需要が増加していくと考えられています。

JDCでは、縦型ショート動画の制作はもちろん、SNSを活用した縦型広告など、トレンドに合わせたサービスを展開しております。

・縦型ショート動画に興味がある

・動画を活用したマーケティング活動をおこないたい

・縦型ショート動画に興味があるが、社内で制作できるスタッフがいない

・SNSを活用した縦型動画広告に興味がある …等

少しでも気になることがございましたら、ぜひお気軽にお問合せください!


 

小林(ニックネーム:こばみず)
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